第3回 開発環境を整えよう
中々本文へ入らないことで有名ないまどきのPC入門3回目なー。
今回はやっぱり本文へ入らないで開発環境を整える話でありますよ。
ちなみにこれは「30日でOS Blog」にインスパイアされて30回目で終わる予定なのだった。
QEMUとかBochsを使うのは邪道っつーか、色々とデバイスをやりたいので実機で試していくのだ。
おすすめの実機は D945GCLF であるよ。
- 安い(7000円弱)
- 小さい
- 64bitとかSSE3とかが使えるぐらいCPUが新しい
- チップセットは新しくないが、次の世代のPineviewでも同じチップセットになる
- 広く使われてるネットブックと構成が近い
- シリアルが付いてる
- (一応ソフトウェア的には)マルチプロセッサ
- 飽きたらPCとして使える
等々、適当なマイコンの開発基板と同じ値段で、シリアル、ビデオ出力、USBホスト、オーディオが試せることを考えると組込み開発の練習には最適だと言えない気がしないですね(しないの?)
何故あまり練習に向かないのかというとですね、x86は割り込みとセグメンテーションの仕組みが無駄にややこしすぎるからなのだった。
こちらの手元にある実機はD945GCLF2である。どこが違うか知らへんが、多分30日でできる範囲ではそんなに違わないと思うで。
あと、ネットブックは64bit無効になってるので、それにあわせるなら64bitは封印しないとあかんよ。
で、ハードウェアはD945GCLFとあわせて、
があればよいですね。RTL8139はGRUBが対応してるボードであれば別のでもよろし。(残念ながらD945GCLFに付いてるイーサはRTL8169モドキなのでGRUBが対応してない)
あと、RTL8139のボードは家を探せば出てくると思うよ、根拠ない。
必要なソフトウェアは、
でよろし。
ここでは
として話を進めるにゃー。
おっと、「にゃー」とか書いちゃたので、ここは25歳のおっさんが、「にゃー」とか書いた図を想像して適度に現実に引き戻されて欲しいにゃー
どうでもい話をすると、語尾のボキャブラリが少なくてやや苦心してるのだ。
GRUBは必須だと思うなー。最初に書いたとおり、PCの起動部分を自作するのは時間をゴミにしてるのと同じなので、そこらへんはGRUBに任せて皆さんははやく隠居すべきだと思う。そして隠居したので、続きは無いのだった。